【シドニー5日AAP】 NSW州のハザード計画相は5日、シドニーの南西部に1万1000戸の住宅を新築するための土地を整備・売却すると発表した。同相は、「家を持つことは家庭にとっての夢であり、土地売却はその夢をかなえるのに役立つだろう」と述べた。
同相によると、レッピングトンとイーストレッピングトンで、それぞれ8000戸と3000戸の住居を建設できるだけの土地が整備・売却される予定。これにより、すでに整備が完了している土地を含め、鉄道のサウスウエスト線の沿線には合計2万7000戸の住宅が新築され、9万人の住民が移り住むことになるという。
この発表を受けて地元出身のクリス・パターソン議員は、「新居購入者にとっての朗報であるとともに、発展中の郊外を支える基本的なインフラを提供することに、州政府が真剣であることの証でもある」と称賛した。