【シドニー8日AAP】 シドニー市は7日、同性愛結婚を支持することを正式に発表。ムーア・シドニー市市長は声明の中で「愛し合う同性愛カップルはこの時代でも受け入れられずにいる。彼らの関係を正式に証明できるのは結婚という形のみだ」とした。また同市は、連邦政府に対して、同性愛結婚が認められるよう「婚姻法」の改正を求めた。
これを受けてオーストラリア婚姻平等の会(AME)は、同市の発表は同性愛支持者に対する強烈なメッセージであり、他の地域でもシドニーと同じように同性愛カップルに平等性を与えてほしいと述べた。
AMEは、12月初めにシドニーで行われる労働党全国大会の会場の外でデモ行進を行うことを計画しているとした。この党大会では、同性愛結婚に関する党の方針変更を議論することが予定されている。しかしギラード連邦首相は、「婚姻」の法的定義は「男女間のみ」とされていることを改正すべきではないという姿勢を明確にしている。