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N・ケリーの望み、131年後に実現

【メルボルン9日AAP】   オーストラリア史で英雄化されている伝説的な無法者、ネッド・ケリーに関して、彼が死刑前に述べた最後の望みが131年経ってようやく叶えられ、家族と同じ墓に遺骨が納められることになった。

新聞報道によると、VIC州法務長官は、ケリーの遺骨を彼の最後の望み通り家族と同じ墓に葬ることを許可。これにより、母親のエレンや兄弟、親戚の墓があるグレンローワン(VIC州東部)南部にある小さな墓地に葬られる。新聞では新たな観光地になるのは必至としている。

ネッド・ケリー(1855-1880)は、開拓時代のブッシュレンジャーで、無法者とされながらも最後まで権力に屈せず戦った英雄として現在もオーストラリア国民に愛されている。最後は絞首刑となったが、今年遺骨が発見されたばかり。

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