【メルボルン9日AAP】 8日深夜から9日にかけて、VIC州では今年最悪とも言える大荒れの天気に見舞われた。一晩で緊急通報が800件入り、500人のボランティアが対応に追われた。
州救急サービス(SES)によると、8日午前零時から9日6時半までに入った通報件数は150件。その後天候が悪化するにつれ通報件数は増え、約2時間で800件に達した。「ほとんどは都市部の浸水とフランクストン沿岸部に住む人々からの通報だった」とSES。また200件は雹(ひょう)や豪雨によって建物が破損したというもの、さらに150件は、メルボルン北西部の落木に関する通報だった。メルボルン西部バララットではゴルフボールほどの大きさのひょうが降ったという。