【ホバート14日AAP】 TAS州西部沿岸部で、複数のクジラの死がいが浜に打ち上げられていた件に関して、管理当局は、まだ生存しているマッコウクジラ2頭をできるだけ早く沖に戻すよう活動を続けているとした。
12日、マッコーリー・ハーバー近くのオーシャン・ビーチで、22頭のくじらが死亡しているのが発見された。14日には、同じ海岸で、ミンククジラ2頭の死がいが発見された。12日には、この近くのフレーザー・フラッツではマッコウクジラ2頭が浜に打ち上げられていたのが発見されており、現在、この2頭を沖に戻す活動が行われている。
TAS公園・野生動物サービスでは、強風が湾の入り口に直接吹き付けているため、クジラが沖に出たくとも出られない状態になっているとし、今日、生存しているクジラを沖に連れ出すことはできなかったが、今後天候が回復すれば望みもあるとした。