【メルボルン21日AAP】 通称“ヘッドレス・チキン・モンスター”と呼ばれる深海ナマコが南極海で初めて、オーストラリアで開発されたカメラ技術によって撮影された。
深海ナマコのユメナマコはこれまで、メキシコ湾のみで観察されたが、オーストラリア南極局(AAD)が開発したカメラによって南極海での生息が認められた。AADのダーク・ウェルスフォード博士はカメラ技術について、「この地帯でこれまでに観察されたことのない生き物など、驚異的だ」と話した。
得られたデータは22日、ホバートで始まる南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)で提示される。オーストラリアのギリアン・スローカム委員は、「南極海は様々な海洋生物の住処だ。次世代のためにも、捕獲は慎重に管理されなければならない」と述べた。委員会では、気候変動への対応も討議される。
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