【キャンベラ22日AAP】 オーストラリアへの一時滞在(テンポラリー)ビザ発給数が過去2年で100万件増加した。2015/16年度の一時ビザ発給数は770万件、昨年は870万件だった。一方で悪行や国の安全脅威、身分詐欺による一時ビザ却下数も昨年は46%増加した。
高級官僚らは長年にわたり、内務省の古いシステムは急増するビザ申請数に追いつかないと懸念を示してきた。内務省は、民間部門と連携してビザ処理システムの改良化に向けて調査中だ。
野党労働党は、ビザのプラットホームのアウトソーシング化は、ビザ審査の自動化または民営化になると懸念を示す。
これに対して内務省のマイケル・ペズロ事務員は、「計画が前進してもビザ決定権の責任は内務省にある」と答えた。