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化学物質流出で鉄道駅が閉鎖 シドニー

【シドニー19日AAP】   シドニー北部のモリセット駅で19日、2.5万リットル級の貨物列車から化学物質が流出したため、同駅が閉鎖された。閉鎖は数時間続く見込み。

同日午前11時前、保線工事の作業員が民間の貨物列車から化学物質が流出していることに気づいたため、消防署に通報した。流出物は、一般的に清掃用として使用される次亜塩素酸ナトリウムで、列車から毎分約5リットルの速さで流出している。しかし、蒸気が発生していないことから、近隣住民への危険性はないという。

この事故で現在、モリセット駅が一時閉鎖されている。ニューキャッスル・セントラルコースト線のワイオン駅とファシファーン駅間では列車が上り下りとも運休中であり、代行バスが走っている。またNSW州の運輸省は乗客に対し、大幅な遅れに注意するよう勧告し、ドーラ・ストリート、マッコリー・ストリート、ブリッジ・ストリートが両方向とも閉鎖中のため、同地区を避けるよう警告している。

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