【シドニー23日AAP】 22日深夜、シドニー西部オートランズにある民家から出火し、1人が死亡、1人が重体となっている。この家は、家主が4カ月前に亡くなってからは空き屋だったとみられている。警察は不審火として調べると共に、近くに停めてあったホールデン・コモドアを押収し、調べを進めている。
死亡した男性の身元は明らかにされていないが、生き残った男性は25歳。体の50%以上にやけどを負い手術を受けているが重体だという。警察は、押収した車両について、別件で捜査が行われる事件に関与している可能性があるとしたが、具体的な内容はノーコメントとした。
周辺住民は、出火した民家は空き屋と思っていたためショックを隠せない人が多く、「出火時にまさか人がいるとは思わなかった」と話した。また別の人は、家の床にはひびが入っていて、不動産業者ですら元の家主がこの家に住んでいたか知らないと話していたと述べた。