【シドニー23日AAP】 NSW州西部ナロマインで、病気のために助かる見込みがない子犬を暴行して死なせた男と飼い主の少年が逮捕された。飼い主の少年は、獣医からこの子犬を無料で安楽死させるオファーを受けたにも関わらず、これを断っていた。
今月12日、少年(17)は飼っていたボーダー・コリーの子犬を獣医に診せたところ、「パルボウイルス」で助かる見込みはないとの診断を受けた。獣医は少年に対し安楽死を無料でする旨オファーしたが、少年はこれを断り子犬を家に連れて帰った。その後、少年は35歳男に犬を渡したが、男は町の外れに子犬を連れて行き、ハンマーで殴った後、電信柱に投げつけたり地面にたたきつけるなどした。現場では死んだ犬が発見された。警察は23日、男と少年を起訴。2人はそれぞれ来月、出廷する見込み。