【メルボルン26日AAP】 メルボルン北部のブロードメドウズでは26日、デンマーク皇太子夫妻を一目見ようと、あいにくの雨にもかかわらず大勢の人が集まった。
同町のヒューム・グローバル・ラーニング・センターの外では、傘やレインコート姿の人々が、メアリー妃とフレデリク皇太子の到着を1時間以上待った。オフホワイトのドレスに黄褐色のベルトをまとい到着したメアリー妃が観衆に手を振ると、歓迎の声が沸きあがった。
同妃は、子どもを暴力から守る全国規模の慈善団体「アラナ・アンド・マデリン・ファウンデーション」の海外支援者であり、同団体のTシャツを着た児童たちから歓迎を受けた。歓迎式は当初屋外で予定されていたが降り止まない雨のため、急きょ屋内で行われることになった。
サイバー上のいじめなどを撲滅しようとする同団体の功績をたたえる昼食会を前に、ギラード連邦首相とベイリューVIC州首相も皇太子夫妻を歓迎した。