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NSW州北西部で洪水 災害地域指定

【シドニー29日AAP】   NSW州内陸部で降り続く雨の影響で河川が氾濫し、一部の地域で洪水が発生している。州緊急サービス省は29日、州北西部のモーレー平野、アーミデールなどを自然災害被災地域に指定した。

モーレーとウィーワーでは、町全体が水に浸かり約2000人が孤立状態となっている。天候は幾分回復しており水位は少し下がったものの、ウィーワーでは洪水のピークは30日夜とみられており、1日から2日にかけても孤立状態が続く見込み。モーレーでも、雨は引き続き降るとみられているが、これ以上洪水被害が拡大する見込みはないと予想されている。

モーレーでは町北部、またブロードウォーター・クリーク周辺の住民に対して避難命令が出ている。州救急サービスでは、洪水の水位が下がり始めるまでもう少し時間がかかるとしている。州政府では、今後も同地域の監視を行い、さらなる災害被災指定が必要かを判断するとしている。

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