【ブリスベン1日AAP】 11月30日に、QLD州議会は同性愛者の市民的結合(シビルユニオン)を合法とする法案を賛成47反対40の賛成多数で可決した。
支援者が議会に大勢に駆けつけ、法案が可決した同日午後23:10時に盛り上がりを見せた。
これを背景に、同様の法案がNSW州、VIC州、TAS州とACT首都特別地域で可決され、今後同性愛者の結婚をめぐって連邦政府の閣僚の間で議論が白熱する見込みだ。
市民的結合とは法律上で認められる関係だが、その定義が結婚のように国際的に統一されていない。豪州では、市民的結合について州政府に議決権が認められるが、婚姻の法律構成要件は連邦政府によって決定されるもので、現在同性愛者の結婚が認められていない。