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BAT 包装規制めぐり連邦政府を提訴

【キャンベラ1日AAP】   2012年12月に実施予定のタバコ箱の包装規制をめぐって、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は12月1日に連邦政府を提訴する方針を固めた。

11月10日に上院で可決された包装規制によって、タバコは銘柄を問わずロゴと宣伝文句が排除された茶色い箱で販売され、その箱に生々しい健康被害の写真と警告文の表示が義務づけられる。

BAT側は、連邦政府が損害賠償金を支払わずに貴重な知的財産権を取得しようとしていると受け止め、その上で同規制は無効だと主張する構えだ。

BATのスティーブン・マッキンタイヤー広報担当によると、BATが今回の提訴をウィンフィールドとダンヒルというBAT銘柄に対する試験訴訟として起こす方針で、BAT側が勝訴した場合は、高裁の判決がほかのBAT銘柄に適合するはずだという。

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