【メルボルン1日AAP】 豪州連邦政府の生産性委員会によると、2012年1月から実施予定の保育制度改革に応じて、保育料が15%も値上げされる見通しだ。
同改革の一環として、連邦政府が2013年までに4歳児全員に高等教育資格を取得した教員の下で週に15時間の幼年教育を提供するという公約を掲げた。
保育所には2014までに高等教育資格を取得した教員を雇用することが義務づけられる一方、その資格は給与の増額につながる上で保育料が値上げされるという。
これによって、認可外の保育施設に預けられている児童数が増加することが懸念されている。