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朝の渋滞に巻き込まれ、車内で出産

【メルボルン9日AAP】   メルボルン在住の女性が9日、高速道路脇に停車し、夫の助けを借りて前部座席で無事出産した。病院に行く途中だったが朝のラッシュに巻き込まれ、間に合わないと判断したという。

第二子を出産予定の女性(25)と夫は同日午前9時前、カブリーニ病院に向かっている途中で渋滞に巻き込まれた。ウエスト・ゲート・フリーウェイのランプ脇のキングス・ウェイの路上で、女性は夫に路肩に寄せるように言った。夫は初め無理だと思ったが、他に選択肢はないことに気づき、車内での出産を決行した。赤ちゃんはへその緒が首に巻きついた状態で産まれたが、夫がほどいた。夫が救急救命士の助けを借りて子のへその緒を切った後、母子はカブリーニ病院に搬送された。

駆けつけた救急救命士の話によると、「そのようなつらい経験の中、両親ともとても沈着平静で落ち着いていて素晴らしかった」と称賛した。また、「(出産は)迅速かつ順調に終わったので、(両親は)我々の到着を落ち着いて待っていた」と語った。

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