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日本の捕鯨団体、シーシェパードを告訴

【ダーウィン9日AAP】   反捕鯨団体「シーシェパード」からの攻撃により、今年の捕鯨期間中に船員が危険な状況にさらされないようにと、日本の捕鯨団体はシーシェパードによる暴力行為の阻止を求め、米国で提訴した。

日本鯨類研究所とその捕鯨船の運航会社は、平和的な抗議活動に反対しているのではなく、シーシェパードが捕鯨船のプロペラにロープをからませ、船員を危険に陥れた暴力行為に抗議していると主張している。

一方、シーシェパードの創始者であり、告訴状に名前も挙げられているポール・ワトソン氏は、WA州沖合いの船上からAAPに対し、抗議活動家らは攻撃的ではなく違法行為は一切取っていないとし、訴訟について心配していないと述べた。また、「船体に衝突され、高圧放水砲や銃で攻撃され、手りゅう弾、竹やりを投げつけられたための自己防衛だった」とし、捕鯨船との衝突が原因で抗議船が破壊された昨年の事故を撮影したビデオを見れば、米国のどの裁判所も訴訟を却下するだろうと反論した。

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