【メルボルン10日AAP】 ビッグポンドのインターネット・サービスに不具合が生じ、100万人近くのメール利用者に影響があった件で、テルストラはプライバシー侵害が原因だと発表した。
同社によると、9日午後4時頃にプライバシー侵害の報告を受けたため、1時間後に同社ホームページ上のオンライン・ビリング、ビッグポンド・セルフケア、マイアカウントの各機能を停止したという。現在、同社では問題の調査中だが、ビッグポンドのメールを含めた各サービスは、10日午後までにインターネット上で復旧する見込みだと発表した。
このプライバシー侵害は、「テルストラ・バンドル」の利用者に関する個人情報を扱う社内サイトで発生したと考えられている。パスワード、ユーザー名、メールアドレスなど、100万人近い顧客のアカウント情報が漏えいした可能性がある。
同社ではホームページ上で進展状況を随時報告中だが、顧客からの問い合わせにも対応している。