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「税金詐欺事件に協力を」 QLD首相

【ブリスベン10日AAP】   QLD州で1600万ドルの税金が横領されたと疑われている事件で、ブライ首相は国民に対し、失踪中の州公務員の捜索に協力してほしいと訴えた。

行方が分からなくなっているのは、同州保健省コミュニティーサービス部のホヘパ・モレフバーロウ財務課長(別名ジョエル・バーロウ)(36)。同省の別の職員が8日、決済上の矛盾に気づき通報した。警察は同日から同課長の捜索を開始し、資産を凍結して、国内の全港に警戒を呼びかけている。

ブライ州首相は、「過去2~3年の間に、総額1600万ドルが流用されたと疑われているが、ここ2週間で1100万ドルが1度に引き落とされている」と述べた。また、この横領事件は同州の行政史上、最も深刻な不正事件だとし、「バーロウ氏には警察の取調べに協力する義務がある」と述べた。さらに、「真相の究明と関与者の起訴にあらゆる手段を講じる」と語った。

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