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豪首相、ノルウェー首相に追悼の言葉

【キャンベラ10日AAP】   オーストラリアのギラード首相は10日、訪豪中のノルウェーのストルテンベルグ首相に対し、同国で今年発生した若い労働党員らの大虐殺について追悼の言葉を述べた。

ストルテンベルグ首相は、WA州での天然資源産業に関する一連の行事に参加するため、8日にオーストラリアに到着した。10日に短い訪問の予定でキャンベラ入りした同首相は、戦争記念館で無名戦士の墓に花輪を捧げた後、首相官邸でギラード首相と会談した。

会談中にギラード首相は、7月21日にノルウェーで69人が死亡した銃殺テロについて語り、「オーストラリアは他国同様、多くの死、特に若者の死にショックを受け、悲しみに包まれた」と述べた。また、犯人のアンネシュ・ブレイビクに標的とされたノルウェー労働党の労働者青年会の会員が、最近開催されたオーストラリア労働党の全国年次大会に出席したことから、「大いなる苦しみを国としてだけではなく党としてお悔やみ申し上げます」と述べた。

これを受けて、ノルウェー労働党の党首でもあるストルテンベルグ首相は、「いただいた追悼のお言葉とご支援に大変感謝しています。全ノルウェー国民にとって、大いなる慰めとなってきました」と答えた。

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