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NSW凶悪手配犯 悪天で確保進まず

【シドニー11日AAP】   NSW州で最も悪名高き指名手配犯の捜索活動が州北部の小さな町ノーウェンドック周辺で展開されている。しかし悪天候続きで活動は難航している。

警察が捜索しているのはマルコム・ナーデン容疑者(38)。7日午前、追跡を受けた際、警察官に向けて発砲したとみられている。ノーウェンドックは人口僅か150人という小さな町で森林や国立公園に囲まれているため、この中に容疑者が潜んでいることも考えられている。警察の捜索では、重装備の警察官や警察犬、さらには地上の体温を検知できるヘリコプター2機も用いられている。

ナーデン容疑者は、2005年6月、自室で子ども2人の母であるクリスティ・ショールズさんの絞殺体が発見された数日後、州西部ダボーにある祖母の家から失踪。さらには2004年、15歳少女に対する暴行、2005年1月に24歳女性が失踪した事件にも関与しているとみられている。過去にも6度ほど警察の追跡を受けたがそのまま逃走している。

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