【ケアンズ17日AAP】 ブリスベン西部で17日、仲間と共にストリートリュージュに乗っていた女性がカーブをうまく走行できず、鋼鉄製の防壁に衝突して死亡した。
ストリートリュージュは、小型のそりに似た繊維ガラスやプラスチック製の細長い板の上に仰向けになって、舗装道路などを競走する過激なスポーツだ。走行時速は150キロにまで達するという。
死亡したウェブデザイナーのスー・ウィッケンデンさん(50)は同日早朝、マウント・クーサで事故にあった。警察は事故の一因として速度を挙げている。しかし、同イベントに関わっていたストリートリュージュ・オーストラリアのタイラー・ジョンソン代表の話では、「とても安全な状況だった。(ウィッケンデンさん)は全身に皮をまとい、オートバイ用のヘルメットもかぶっていた」と述べた。また、ウィッケンデンさんはブリスベンのストリートリュージュ愛好家の間でも高い評価を受けていたことから、今回の事故を「異常な事故」と呼んだ。