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異例の寒い夏 衣料品の売れ行き不調

【メルボルン18日AAP】   クリスマスまでいよいよあと一週間。クリスマス商戦もラストスパートに入った。全体的には昨年よりも売り上げは伸びているようだが、夏の始まりである12月としてはほぼ50年ぶりという異例の寒さのため、衣料・靴などは売れ行きが伸び悩んでいる。

今年は、直前に政策金利が0.25%下げられた影響もあり、全体的に昨年よりも売り上げは高いとされている。全国小売業協会(ARA)では、政策金利が引き下げられたことを受けてクリスマス向けショッピングの売り上げ予想を修正し、前年比2.35%増の400億ドル前後とした。

同協会が行った調査では、回答者100人のうち5割が今週中にクリスマス・ショッピングを終えるか、またはこれから開始すると回答したことが分かった。今週は、多くの店舗で営業時間を延長し、スタッフ数を増加するなどして対応する。

国内大手デパート「マイヤー」によると、昔からある子どものおもちゃで「バービー」や「レゴ・ブロック」などは今年も人気商品となっている。また大人には、料理本、香水、デジタルカメラやiPod、タブレット・コンピューターなどが人気だ。

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