【シドニー23日AAP】 NSW州の警察は、22日に州北部で殺人容疑の指名手配犯、マルコム・ナデン容疑者(38)を目撃したことを確認した。
州警は、ノーウェンダック周辺にある別荘への不法侵入通報を受けて、武装した警官2人が現場に駆け付けたところ、ナデン容疑者を発見。同容疑者と言葉を交わし、拳銃を構えたが、本人が別荘に駆け込んで姿を消したという。
不在としていた別荘の住人は、21日に別荘のパソコンが不正にアクセスされていることを発覚し、警察に通報した。
12月7日に、ナデン容疑者の確保に当たっていた警官が撃たれた事件の凶器とみられるライフル銃が現場で発見された。
州警は、引き続き2005年の殺人事件の容疑で逃亡を続けているナデン容疑者の確保に、地域住民の協力を求めている。