【ブリスベン24日AAP】 QLD州保健省の職員が、先住民補助を受けている専門学校から25万ドル以上を騙し取ったとして起訴された。
警察によると、容疑者(28)は昨年2月から今年3月にかけて、アボリジニ・トレス海峡諸島民向け保健・教育・研修学校から、25万3181ドルを不正に取得した容疑で24日、ブリスベン簡易裁判所に出廷する。
同容疑者は現在、州保健省の都市北区支部で短期臨時契約のもと、プロジェクト担当者を務める。しかし、同省のオコンネル長官は、詐欺があったとされる期間、容疑者は同省の職員ではなかったと述べた。また容疑者は現在停職中であり、同省での補助金管理には関与していないとした。
同省では今月13日にも、コミュニティーサービス部の元財務課長のジョエル・モレフバーロウ容疑者(36)が、1100万ドルの詐欺容疑で裁判所に出廷している。同容疑者はそのほかにも、500万ドルを盗んだと疑われている。