【シドニー24日AAP】 心臓の手術を受けて入院中の英王室のフィリップ殿下(90)に対し、オーストラリアの州首相らが見舞いの言葉を送った。
同殿下は23日夜(グリニッジ標準時)、胸の痛みを訴えて入院。冠動脈が詰まっていたので手術を受けた。同殿下はエリザベス女王の夫であり、結婚して今年で64年目を迎える。
NSW州のストーナー首相代理は24日、「一日も早い回復を願う」と述べた。また、「殿下は2ヶ月前に女王とともに来豪した際に、持ち前のユーモアのセンスと思いやりでオーストラリア人を魅了した」と語った。
また、VIC州のベイリュー首相は、「全州民が殿下の回復を強く願う」とした。QLD州のフレイザー首相代理も、「殿下の最近の訪問は多くの州民、特に洪水の被害者にほほ笑みをもたらした」として、殿下の早期回復を祈った。