【シドニー26日AAP】 今年の大晦日、シドニーのハーバーブリッジは、「Welcome to Sydney(シドニーへようこそ)」という16ヶ国語のメッセージで彩られる。使用言語は英語、ガディガル語(アボリジニ言語のひとつ)、アラブ語、中国語、ギリシャ語、スワヒリ語、ロシア語などで、メッセージは塔門部分に映し出される。
シドニー市議会は、同市の花火(午後9時と深夜0時に開始)は世界一の規模と最先端の技術を誇っているが、今年は例年以上に素晴らしいものとなると約束すると発表した。同市では150万人の観客を見込んでおり、その規模はロンドン、ベルリン、ニューヨークよりも大きい。また、シドニーの花火をテレビで見る視聴者の推定数は、オーストラリア国内で260万人、世界中では10億人とされている。
シドニー出身のデザイナー、マーク・ニューソン氏による今年のテーマは、「タイム・ツー・ドリーム」。4色の「無限の虹」がロゴとして採用された。
同市によると、今年の花火を計画するのに15ヶ月を費やしたという。また、来年の花火の計画もすでに始まっているそうだ。