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TVシェフが火事で大やけど 家族焼死

【ケアンズ26日AAP】   チャンネル・テンの料理番組「レディー、ステディー、クック」に出演するマット・ゴリンスキーさんのサンシャインコーストの自宅が全焼し、妻と3人の娘が死亡、同氏も大やけどを負って入院した。

26日午前3時30分頃に消防士がテワンティンの住宅に到着した頃には、家全体が炎に包まれていたという。午前4時35分に鎮火したが、家は全壊した。この火事でゴリンスキーさんは、妻のレイチェルさんと娘3人を失ったが、自らも重度の熱傷を負い、ナンボー病院搬送後にロイヤル・ブリスベン病院に空輸された。26日午後の時点では重体だが安定した状態。

隣人のクレア・リカードさんの話によると、同日未明に一連の爆発音で目が覚めたという。様子を見に裏庭に出ると、助けを呼ぶ声が聞こえ、ゴリンスキーさんの家全体が炎に包まれていた。また、別の隣人のジェイソン・キャシディさんは、怒鳴り声と叫び声が聞こえてきたので、初めは家族の言い争いだと思ったと述べた。しかし、なかなか止まないので外に出てみると、大きなオレンジ色の輝きが見えたため救急車を呼び、手助けできないかと出向いたが、家は完全に炎上しており、望みはなかったという。

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