【シドニー30日AAP】 NSW州警察は、シドニー市内西部キャンパーダウンの中国領事館に逃げ込んだ強盗犯を、およそ6時間に及ぶ包囲攻撃の末、現行犯逮捕した。
30日午前1時ごろ、同地区のアルフレッド・ホテルに男性2人が押し入り、従業員を銃器と金づちで脅し強盗を犯したという。
警察は、強盗の直後に金づちを持った男性1人(27)を現場で逮捕したが、共犯者の男性1人(32)が逃走し、追いかけた警官に発砲。
現場付近にある中国領事館の柵を乗り越え、敷地内に逃げ込んだため、警察が包囲攻撃を行った。警官約60人が現場に駆け付け、周辺の道路を閉鎖した。
同日午前7時直前、警官が男性ともみ合って逮捕した。警官にけがはなかったが、男性は柵乗り越えで軽傷を負い、病院に収容されたという。