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急降下事故 カンタス航空が賠償支払う

【パース30日AAP】   カンタス航空は、旅客機が急降下した事故で被害を受けた144人の乗客に対し、1人あたり最大40万ドルに上る損害賠償金を支払った。

2008年10月、合計303人が搭乗していたエアバスA330は、シンガポールからパースに向かう途中で、WA州北西部のエクスマウス付近で事故が発生したという。

豪運輸安全局(ATSB)の事故調査では、外気情報処理機の不具合によって旅客機の自動操縦装置が解除され、2回急降下したことが明らかになった。

ATSBによると、110人以上の乗客と乗組員9人が負傷し、そのうち39人が病院に搬送された。

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