【キャンベラ4日AAP】 気象庁は4日、2011年の天候まとめを発表した。
全国的に699ミリの平均降雨量が観測され、平年値の465ミリを大幅に上回り1900年の統計開始以来3位となった。
平均の日中最高気温は21.67度で、2001年以来初めて平年値を下回った。
気象庁の気候学者によると、昨年の気温は海面水温が平年値を長期に下回るラニーニャ現象の影響によって低下したとみられる。しかし、ラニーニャ現象の年として2011年の気温は世界的に史上最高に上ったことを背景に、オーストラリアの天候が世界の天候傾向に反したと指摘した。