【メルボルン6日AAP】 改築したばかりのメルボルンのピザ・レストランで6日、煙でいぶすタイプの害虫駆除用の缶を使用中に爆発が発生し、店舗前後のドアが吹き飛ばされた。
カールトンのライゴン・ストリートの「メルカデンテ」で同日午前10時、店主が10個の殺虫剤の缶を店内に設置したところ、誤ってその蒸気に火が付き、爆発が発生した。爆発の風圧で、店舗正面のガラス製ドアと裏口のシャッター式ドアが爆破した。事故当時、店内にいた店主は動揺した様子だったが、けがはなかった。また、負傷した通行人もいなかった。警察によると、窓の一部が歩道に1.5メートル飛ばされていたので、もし通行人がいれば押し倒された可能性があったという。
同店はクリスマス期間中、改築のために閉店していた。内装には損害がなかったものの、正面と裏口のドアへの損害額は5万ドル程度。