【メルボルン9日AAP】 メルボルン市中心で、友人と共にパブを後にした女子バスケット五輪選手が強盗に暴行される事件があった。警察は容疑者を逮捕した。
事件があったのは8日午前2時ごろ、メルボルンのロンズデール・ストリートで、レイチェル・ジャリー選手(20)とその友人が自分たちの車両に向かって歩いていたところ、複数の人物に繰り返し殴る蹴るの暴行を受けた。犯人らは彼女らの持ち物を奪い立ち去った。警察は、18歳女を強盗、暴行罪で起訴。その他10代3人が聴取を受けたが釈放されている。
ジャリー選手は、全米女子バスケットボールリーグ(WNBA)の選抜選手。だが、オーストラリア女子バスケットボール・チーム「オパールズ」を今年開催のロンドン五輪に導くために米国への引っ越しを延期していた。同選手はインタビューで「飲酒はしていなかった。こんなことが自分の身に起こったことが信じられない。顔がすごく腫れ、私の友人は頬骨を骨折したようだ」と話した。