【シドニー10日AAP】 シドニー西部にある住宅2軒に向け、合計30発以上もの銃弾が撃ち込まれる事件があった。事件当時、住宅には複数の人がいたが奇跡的にも軽傷を負っただけで済んだ。
最初の発砲があったのはオーバーンにある住宅で9日午後9時45分ごろ。この家に住むヤギーさんによると、車が停止したと思ったらいきなり発砲があったという。5発の銃弾が正面玄関や窓、2階部分に打ち込まれた。当時、子どもを含む家族14人が家の中にいたという。それから約15分後、今度はアーンクリフの住宅に向けて何者かが26発の銃弾を発砲した。
警察は会見を開き、発砲はそれぞれの住宅を狙ったものであり、犯人によるメッセージとみているとした。しかしヤギーさんは、狙われるような覚えは全くないとして、警察に対しシドニー西部で多発している発砲事件を早急に解決するよう求めた。