【キャンベラ13日AAP】 米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」による2012年の経済自由度指数で、オーストラリアは83.1点を獲得し、3位に入った。通商の自由、政府の歳出、金融の自由での好成績を反映して、昨年から0.6点上昇した。
同指数は184ヶ国を対象に、財産権や起業家精神など10の水準点に基づいて各国の経済成長を測定する。今年の世界1位は香港で、シンガポールが2位に続いた。一方、オーストラリアはニュージーランドやスイスを抜いて3位となった。
しかしショートン豪財務相代理は、「我々に自己満足する余裕はない。世界に我が国を養う義務はないからだ」と述べ、油断は禁物だとした。