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1歳男児、EVシャフトに落ちるも無傷

【メルボルン16日AAP】   メルボルン南東部で、1歳半の男児がエレベーターのシャフト(昇降路)に落ちる事故があった。約15分間、エレベーターにつかまったままの状態だったが、男児は奇跡的にも無傷だった。

15日午後8時ごろ、地方消防局(CFA)が3階建てアパートの現場に駆けつけた際、男児はエレベーターの側面につかまり地上6メートルほどの高さにぶら下がる形でいた。男児の父親によると、エレベーターは救出隊が到着するまでに幾度となく昇降したが、そのたびに男児の泣き声がシャフト上下部から聞こえてきた。救急隊は、シャフトに設置されている緊急用マンホールからシャフト内に入り、何人もが手をつないで男児を引き出した。

CFAは、男児が油とほこりまみれであったことからシャフトに入った際、非常に小さな場所を通過したのであろうと話した。またエレベーターが昇降するたび壁にこすられた様子であったにも関わらず無傷だったのは本当に奇跡だと述べた。

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