政治

首相 ポーカーマシンの規制案に不透明

【キャンベラ18日AAP】   ポーカーマシンの規制をめぐって、ギラード首相は不透明な姿勢を示している。

無所属のアンドリュー・ウィルキー下院議員が提案した規制案では、損失額の高いポーカーマシンの利用者に、事前に許容損失額を設定することが義務づけられることになる。その代わり、同様のポーカーマシンによる1時間あたりの損失額を1,200ドルから120ドルに大幅に減少させることも検討されているという。

前回の総選挙に勝利を収めるために、少数のギラード政権に無所属議員の支持を獲得することが必要となったが、その一環としてウィルキー議員の規制案について同意する方針を示した。しかし、ギラード首相は、現時点で同案をめぐって口を閉ざしていることから、その実現が危ぶまれている。

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