【アデレード19日AAP】 2009年、アデレードのシーダー・カレッジ私立高校の運動会で、校庭の木が強風で倒れて3人が負傷した事故をめぐって、同校の過失責任が認定され、10万8,000ドルの罰金が科せられた。
事故によって、同校に在学中の生徒2人の父親の四肢がまひした。また、親1人が足首を骨折し、頭部に裂傷を負ったほか、生徒1人が足首を骨折した。
審問では、同校が予防策として2005年と2007年に木の危険度評価を行ったことが明らかになった。しかし、2007年に木を18カ月間以内に処理するよう警告されたにもかかわらず、行動しなかったという。