【キャンベラ22日AAP】 オーストラリア・グリーンズは、ポーカーマシン規制に関して、掛け金の上限を1ドルとする法案を来月の国会再開後に提出する予定だとした。
ポーカーマシンは、日本のパチンコ店にあるスロットマシーンと類似のものでパブやレストランなどに設置されている。日本のそれと同じく、多額の掛け金を投じ借金を抱える人やギャンブル中毒者などが後を絶たず、オーストラリアで大きな社会問題となっている。これの解決に向け、連邦政府は先日、許容損失額の事前設定義務付けに向けた新技術を来年、ACTにて導入するなどの法案を発表した。
グリーンズは、掛け金上限を1ドルとする案は政府機関による調査結果でも推奨されており、シンプルだが低予算で一番効果的な方法であるとした。また、連邦政府はポーカーマシンに関して有効な対策を取る能力がないことを証明しているとして、彼らが問題を解決しないのであればグリーンズが立ち上がると述べた。