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VICで水難事故多発 一人死亡

【メルボルン22日AAP】   22日、VIC州海岸では水難事故が多発。有名な観光地「グレート・オーシャン・ロード」の海岸では、4人の子どもを含む7人が海水浴中に沖に流され、うち1人が死亡した。

現場はアングルシーとエアリーズ・インレットの間にあるアークハート・ブラフ。全員、激潮水域(英語ではRip)と呼ばれる波が交差する場所で溺れかかっていたところを救出された。死亡した36歳女性は、心臓発作に見舞われた後、救急隊が蘇生処置などを施したが搬送先の病院で死亡が確認された。救助されたのは、他にも8歳、9歳、13歳、14歳など未成年4人を含む6人。全員、軽傷とショック状態で、病院で治療を受けた。

事故が発生した現場はライフセーバーの監督外地域で、救出活動には周辺で作業をしていたライフセーバー20人が駆けつけた。VIC州救命救急隊では「海水浴はライフセーバーがいて、かつ2本の旗が立っている間で楽しむようにしよう」と呼びかけた。

VIC州では同日、この他にも午後2時ごろ、フランクストンで、70代の男性が心臓発作に見舞われ溺れそうになっているところを救出された。病院に搬送されたが重体。また、モーニングトン半島にあるガンナマッタ・ビーチでは、海水浴中の60代の男性が岩で切り傷を負ったが容態は安定している。

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