【シドニー14日AAP】 WA州パース拠点のテクノロジー企業、ファストブリック・ロボティクス(Fastbrick Robotics)はこのほど、世界で初めて全自動のロボットによる住宅の建設に成功したと発表した。ロボットは、3つのベッドルームと2つの洗面所がある一軒家を3日間で建設したという。
ファストブリックによると、同社がWA州でロボットを使って建設した住宅は、適正な建築基準を満たしていることが、土木構造工学の専門家によって認定されており、商業化に向けて一歩前進したと説明している。
ファストブリックのピヴァクCEOは、世界で初めてれんが積み作業の全工程を自動で行う装置を開発したとして、「巨大な市場がわれわれを待っている」と述べ、今後の市場拡大に期待を示した。同社の株価は14日、18%以上と急上昇した。