一般

洪水で災害非常事態を宣言 QLD州

【ブリスベン3日AAP】   記録的な洪水に見舞われているQLD州内陸部では、何百人もの州民が避難所で過ごしている。災害が速い速度で進行しているため、州当局では州民の安全確保に対応を急いでいる。

ブライ州首相は3日、災害非常事態を宣言した。ミッチェルでは町の75%が浸水し、全町民750人のうち300人が、洪水により孤立状態に陥った避難所からヘリコプターで救出された。またその東方のローマでも200軒の家屋が浸水し、1万3000人の全住民が高地に避難するよう勧告された。同日午後6時30分の時点で洪水の水位は8.4メートルだが、深夜には8.5メートルまで上昇すると見られており、2010年3月の8.1メートルの記録を塗り替えた。

翌日の4日未明に洪水がピークに達すると予想されていることから、同首相は州当局が最悪の事態に備えていると述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら