【メルボルン16日AAP】 VIC州のアンドリュース首相と同州野党自由党のガイ党首は16日、今月24日に行われる総選挙を前に、増え続ける家計を助けるための公約を明らかにした。冷蔵庫など家電の割引やキャンプ場の割引など、具体的な公約で選挙戦終盤の票集めにつなげたい考えだ。
野党自由党は低所得世帯に対し、テレビや冷蔵庫などの電気製品購入の補助として4,000万ドルを拠出する方針を打ち出しており、これが実現すれば8万5,000世帯で年間当たり、それぞれ325ドルの支出減につながるとしている。
一方、労働党は家でテレビばかり見るよりも外へ出て活動して欲しいとの考えから、公営のキャンプ場の使用料について一泊当たり20~40ドル値引きするほか、今後4年間で1億560万ドルを投じ、キャンプ場施設や公園内の車道やウォーキング専用道路の整備を行うことを約束した。