【ホバート16日AAP】　　TAS州で今年度のオーストラリアン・オブ・ザ・イヤーが発表された。受賞者の一人は、十代で母親となった後、自身と同じように十代で親になる人たちをサポートする非営利団体「BRAVE」を設立した、バーナデット・ブラックさんが選ばれた。

ブラックさんは16歳で出産後、学校を卒業すると看護師として勤務した。現在は、年間8,300人の十代の親たちをサポートする団体BRAVEを運営しており、同団体は今年、連邦政府から350人を支援するための資金として440万ドルの補助を受けている。

ブラックさんは来年1月25日、TAS州から選出された他の3人の候補者とともに、キャンベラで開催される授賞式に参加する予定となっている。同授賞式では、各州・準州から選出された候補者の中から、オーストラリアン・オブ・ザ・イヤーが決定する。