【シドニー17日AAP】 オーストラリア国内で発行されている結婚情報雑誌「ホワイト・マガジン」は17日、経済的に採算をとるのが難しく発行を継続するのは困難だとして、同誌を廃刊する方針を明らかにした。同誌は、同性婚カップルを取り上げることを拒否したことについて批判が上がるなど、論争となっていた。
ホワイト・マガジンは、同性婚カップルの結婚式を取り上げることについて、これを拒否する立場を表明していた。このことについて批判が上がり、複数のスポンサーが契約を打ち切る状況に追い込まれていた。
ホワイト・マガジンはウェブサイト上で、“数多くの判断”を迫られる状況に追い込まれ、多くの広告主を失う結果につながったとして、「発行の継続は不可能という現実を、受け止めざるを得なかった」と説明している。