【メルボルン17日AAP】 メルボルンで9日に発生したテロ事件で、警察官に刃物を振り回す犯人に買い物カートで応戦し阻止しようとしたホームレスの男性が、強盗などの罪で警察に自首していたことがわかった。
テロ事件のヒーローとして称賛されたマイケル・ロジャーズさん(46)は、事件後に彼をサポートするための募金サイトのクラウド・ファンディングで支援金が集められていたが、同時にセント・キルダやメルボルンCBDでの一連の強盗事件の捜査対象として警察からマークされていたという。
ロジャーズさんは16日に警察に出頭し、2件の強盗と2件の窃盗、また保釈中の正式起訴犯罪で起訴された。
ロジャーズさんの弁護士は、ロジャーズさんはホームレス生活をしており 、薬物依存症に長くかかっていたと述べている。
ロジャーズさんは裁判所の支援プログラムへのアセスメントを受けており、許可されれば治療やコミュニティー支援サービスを受ける条件で保釈が認められるという。