【キャンベラ18日AAP】　　　国内で身障者200万人以上が現在、国民身体障害者保険制度（NDIS）を通した支援を受けている。利用者の93％がサービスを“良い”または“非常に良い”と考えている。

NDISの最新データによると、支援サービスに満足する利用者の数は過去3か月で5％増加した。未就学児の利用者91％の保護者や介護者も、「支援サービスがコミュニケーションに役立った」と答えている。

フレッチャー社会サービス相は、「NDISの導入は複雑かつ難しかったが、利用者や家族の支援となっている」と話した。NDISの利用者は7～9月で14％増の20万8,793人に達した。サービスの提供機関も7％増の1万7,925に上り、利用者の選択肢が広がっていることを意味する。

NDISはNSW州、首都管轄区域（ACT）、SA州で展開されている。全国で完全に展開される2020／21年度には、およそ46万人がサービスを受ける見通しだ。