【シドニー7日AAP】 メルボルン市内の有料道路「シティリンク」の通行料に関して、最大1万人ものNSW州のドライバーが、シティリンクを使用していないにも関わらず通行料の請求を受けていたことが分かった。
メルボルンにあるシティリンクは、日本のETCシステム同様、通行料の精算には事前登録済みの機械を車両に搭載し、精算所を通過するだけで計算されるシステムになっている。今回の問題が発生した原因は、シティリンク未登録のVIC州の車両が精算書を通過した際に、その料金が、全く同じナンバープレートを持つ事前登録済みのNSW州の車両に対して請求されたというもの。
シティリンク社側は、今回のトラブルに関して謝罪の言葉を述べる一方で、1万人という数は多く感じるが登録しているドライバー数が200万人であることを考えると、非常に少数であるとコメントした。さらに、今後2、3日の間に手作業にて請求を受けたすべてのドライバーをチェックするとした。既に半数前後は確認済みだという。