【シドニー9日AAP】 9日午後4時40分ごろ、シドニー南部ハーストビル駅で列車が脱線し、帰宅ラッシュ時間の最中にボンダイ・ジャンクション駅からクロナラ駅までの区間で大幅な遅れが発生した。
事故の予備調査では、運転士が赤信号を無視したため、安全側線の緊急防護装置が働き、列車を脱線させたとみられる。しかし、乗客約150人にけがはなく、乗組員が事故発生からおよそ30分後、全員を無事で下車させたという。
同日午後5時15分ごろ、ハーストビル駅で運転が再開され、10日朝の通勤ラッシュ時間に影響が及ばない見通し。