【シドニー9日AAP】 シドニーに多く生息する有袋類ポッサムが9日午前4時30分ごろ、ノースショア地区にあるキラーニー・ハイツ変電所付近の電気設備に感電死し、短絡事故を起こした。
安全装置が働いたため、キラーニー・ハイツとその周辺の電力網の運転が自動的に停止し、1万2,000世帯と企業が停電に影響された。
NSW州の州立電力会社オズグリッドの作業員は同日午前8時ごろ、原因を確認して電力を全面復旧させた。同社の関係者によると、停電の約6割が高圧線に接触した木やポッサムのような動物など、外部要因によって発生するという。